26歳の女性、原因不明で40度の高熱を発症、5日間入院、抗生剤の点滴をうける。
解熱したが髄膜炎の検査のため、腰椎穿刺を受けてから激しい頭痛が発症。
病院では痛み止めの薬を処方されるが服用しても、一向に回復せず。
仕事も休職。
母親が、脳腫瘍の術後の後遺症が私の治療で回復したことから、当院に来院。
腰部の硬膜を傷つけた事により、大脳鎌の先端にテンションが強くかかり、血管が引かれる事によよる血管性の頭痛と診断、口蓋より、その緊張を開放したら、7割程痛みは軽くなる。
翌日も来院、ぐっすり眠る事ができたと喜ぶ。
2回目は、小脳テントとSBSの調整で、頭痛はその場で、ほぼ消失。
つぎの日から復職できました。
後で聞いた話になりますが、見習いの外国の医師が腰椎穿刺をしたそうです。
穿刺の上手、下手もあると思いますが、いずれにしても針で脊髄硬膜を貫通させるわけですから、
脳の硬膜まで、何等かの影響はあると思います。